 |
 |
2002年6月11日
|
|
 |
2002年6月3日見学
|
企業名
|
上海申井鋼材加工有限公司
(コイルセンター) |
設立
|
1990年宝鋼&MBK相互協力協定のもと自動車産業対応用に93年設立。
|
資本金
|
資本金13億円、5億円短期借入金
総資産11,000万元 |
株主構成
|
宝鋼51%、MBK25%、上海金属材料公司17%、地元政府6%(土地代として)
|
年間稼働日数
敷地面積 |
246日 8:00-21:00、21:00-8:00の2交代
TOTAL42,000平方メートル |
年間生産量
|
10万t加工
|
在館人数
|
総数:140名
現地採用:不明。但し殆どが内陸からの出稼ぎ労働者 |
給与
|
正社員平均給与:1200元〜
パート社員-労務工:700-800元/月 |
クライアント
|
三洋電機(冷蔵機ケース)、シャープ(エアコン)、VW、
上海GM等の自動車産業 |
その他
|
99年ISO9000シリーズ取得。但し中国のレギュレーションは低いとのことであり、他国と比較しても取得しやすいとのこと。
三井物産コイルセンター社によれば作業効率は非常に低いとのこと
|
管理上最も苦労したこと
|
契約概念の希薄さが目立つ/日本と比較して
売掛金問題-請求しても支払われない等々 |
福利厚生
社員食堂の有無 |
有・無 直営・委託 地元企業による弁当配送
委託先企業名:不明
平均喫食単価:5元/昼 |
|
|
 |
|
(近隣の上下水道等のインフラは未整備の模様/上海市街から車で30分程度)
|
|
 |
 |
 |
2002年6月3日見学
|
企業名
|
上海宝鋼集団公司
|
設立
|
78年設立85年1期工事完了91年2期〜01年3期終了
|
資本金
|
RMB458億元/6870億円(@15円/元)
|
株主構成
|
宝鋼、上海治金、梅山3社合弁 %は不明
|
年間稼働日数
敷地面積 |
365日
18平方km(マカオと同じ面積) |
年間売上高
伸び率 |
2001年 粗鋼生産1630t、711億元/22.3億元
15% |
在館人数
|
総数:176,000名 その他不明
|
給与
|
不明
|
当場所の選定理由
|
沿岸地域−海外からの鉄鉱石輸入、また鉄鋼製品の輸出の利便性
|
鉄鉱石
|
鉄鉱石は99%が輸入(ブラジル、オーストラリア)
|
その他
|
「大地の子」の舞台となった地。日本メーカー新日鉄の苦労が伺える。因みに1号高炉は新日鉄、2号は川鉄であるが3号は国産。ISO9001取得済み
|
福利厚生
社員食堂の有無 |
有・無 直営・委託
その他不明 |
|
|
 |
|
 |
 |
 |
2002年6月3日見学
|
企業名
|
上海GM
|
設立
|
97年スタート
|
資本金
|
不明
|
株主構成
|
GM 50% :現地50%
|
年間稼働日数
敷地面積 |
246日
55万平方メートル |
年間生産量
|
6万台/01年 8万台/02年 2005年10万台予定
|
在館人数
|
総数: 2700名 内ブルーカラー: 1500名
|
給与情報
|
不明
|
当場所の選定理由
|
不明
|
管理上最も苦労したこと
|
米国GMのマニュアルに沿って8ヶ月の教育、米国での3ヶ月教育、パートナーシップ、問題解決に迅速対応している為、あまり苦労は無い。
|
その他
|
作業現場を拝見したが、素人目にも決して効率的とは言いがたい。アバウトな米国スタイルに中国の労働力は適しているかも。ISO9001取得済み
|
福利厚生
社員食堂の有無 |
有・無 直営・委託
委託先企業名:地元ホテル運営会社
価格は不明 |
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
2002年6月4日見学
|
企業名
|
蘇州工業園区
|
設立
|
94年
|
株主構成
|
シンガポール中国合作地域
|
敷地面
積
企業数・工場数 |
現在70平方km
788社 133.16億US$投資 払込48.2億US$ |
主な企業名
|
日立、クボタ、スミスクライン、住友ベークライト、ロレアル、富士通
、ソレクトロン(当地区最大3000名)、サムスン、AMD等
|
近隣の人口
|
280万人
|
伸び率
|
GDP15%/年 NEWSWEEKにて世界の9台急成長地区の一つとして取り上げられる。
|
現地給与
|
不明
|
当場所の選定理由
|
上海から80kmの地の利。税関があり川を利用して直接輸出入可能。優遇税制措置-37.5%減税/3年 以後年間輸出額が総売上の70%以上の場合10%の減税等々。インフラを地下に埋設。ADSL等のITインフラ確立。
|
その他
|
日本から見ても非常にレベルの高い都市。蘇州として中国政府から外貨認可、物流、金融についての権限を委譲されていることがメリットが大きいとして各社参入。
|
福利厚生
社員食堂の有無 |
有・無 直営・委託
委託先企業名:日京クリエイト(旧日立京商)
資本金20万US$
但しクレーム多数。
当然リップサービスもあるが当社に参入呼掛けあり。
平均喫食単価: 5元/昼 |
|
|
 |
|
 |
 |
 |
2002年6月4日見学
|
企業名
|
統一崑山工場
|
設立
|
1993年11月
|
資本金
|
US$40,000,000
投資総額US$90000000 |
株主構成
|
統一企業100%
|
年間稼働日数
敷地面積 |
246日
23.3平方メートル |
年間売上高
|
4300百万元/01、5600百万元/02
|
在館人数
|
総数: 2,522名 その他合肥工場と併せて3700名
うち台湾人スタッフ22名。 |
給与
|
不明
|
管理上最も苦労したこと
|
(1)政府への対応
(2)教育:中国人のクオリティが低く、教育に相当の労力を要す。
(3)金の回収が非常に難しい為、金が届いてから商品を渡す方法に変更(但しこれは商品力やブランド力があるからだと予測)
|
その他
|
ISO9001取得済み。離職率の低さ(1%)は福利厚生が充実しているからとのこと。中国と台湾は政府による障壁はあるが経済上はまったく無い。日系企業は日本のシステムや習慣をそのまま持ち込む為殆どが失敗しているはず。
|
福利厚生
社員食堂の有無 |
有・無
その他は当社とも関係の深い企業である為、あえて質問はせず。
|
|
|
 |
|
 |
 |
 |
2002年6月5日見学
|
企業名
|
森ビル上海(HSBCタワー)
|
設立
|
94年12月設立 95年着工フジタ、大林JV
98年4月完成 |
資本金
|
70億円
|
株主構成
|
37社のJV。内森ビル65%
|
テナント
延床面積/稼働率 |
170社 うち60%が日系企業。上海三井物産含む
117000平方メートル/85% |
進出の経緯
|
● |
過去10年GDPは上海10%に対し、中心部である浦東は15%と高い成長率を誇っていること。
|
 |
 |
●
|
1920年代には68行あった銀行は戦後落込み現在は59行と未だこれからも伸びると予測。
|
 |
 |
●
|
コカコーラが1986年に400万ケース販売されていたのが昨今では4億5千万ケース。これは急成長を意味している。
|
 |
 |
●
|
グレードA 級のビルが少なかったことで、オフィスビルの需要はマクロ的に成長していること。
|
 |
 |
●
|
上海は金融系の進出が現在12.5%でるがNYは30%、シンガポールも27-8%を推移しており需要は増えると決断。因みにオフィスビルはFIRE(F-Finance、I-Insurance、RE-Real
estate)にて成り立っているケースが殆ど。 |
|
その他
|
今後世界一の上海World
Financial Center(延床335700平方メートル)建設予定。
|
福利厚生
職域食堂の有無 |
有・無 直営・委託
委託先企業名:Topフロアはサントリー、2階カフェテリアは不明
平均喫食単価: 5〜12元 |
|
|
 |
|
(上海森ビル内の食堂写
真/SODEXHO運営中) |
|
|
 |
 |
 |
2002年6月6日見学
|
企業名
|
広州本田汽車(車全般
−アコード、オデッセイ)
/東風本田発動機(エンジン発動機系)
/広州達康(福利厚生その他運営の企業 |
設立
|
1998年7月
|
資本金
|
11.6億元(1億3,994万ドルに相当)/6006万US$/1509万RMB
|
株主構成
|
広州汽車50%、本田技研50%
/ 東風汽車50%、本田技研50%
/ 広州本田70%、東風ホンダ30% |
年間稼働日数
敷地面積・延床面積 |
246日
広州本田52万、東風本田12万平方メートル |
年間売上高
伸び率 |
出荷台数:51,653台
120億元 58.4% |
在館人数
|
2396名/519名/303名 日本人:26名
|
給与
|
正社員平均給与:1200元〜 管理職は2000〜
|
当場所の選定理由
|
当場所は過去にプジョーが運営しており、会社が潰れ本田が人員とともに引継いだ。本田にはその時点で中国側の指導もありこの場所しか選択の余地は無かった。
|
成功の理由
|
●
|
中国は日本より米国の情報が入る為、アコードも当初より米国仕様と全く変わらない最新モデルを製造し販売した。その時点で他社は旧モデルのみを生産。『中国はアメリカを見ている』
|
 |
 |
●
|
四位一体販売:日本国内で行っているもの、(1)つまり全国統一価格で現地ディーラーを通
さず、(2)純正の部品を準備し、(3)アフターサービスも行い、(4)新車種も含めた情報を完備したこと。
|
|
福利厚生
社員食堂の有無 |
有・無 直営・委託
委託先企業名:広州達康(福利厚生その他運営の企業)
自社で現地法人設立
平均喫食単価:3〜5元 |
|
|
 |
 |
 |
2002年6月6日見学
|
企業名
|
廣州松下空調器有限公司(GMAC)
/松下万宝(広州)圧縮機有限公司(コンプレッサー) |
設立
|
1993年6月
|
資本金
投資 |
US$41,900,000
709百万元/2209百万元 |
株主構成
|
松下電器産業68% 万宝電器集団公司32%
/松下電器産業69% 万宝電器集団公司31% |
年間稼働日数
敷地面積・延床面積 |
ほぼ365日
252,000平方メートル、108,000平方メートル |
年間生産数
|
エアコン1,000,000台/年 コンプレッサー600万個/年
日系合弁企業としては最大 |
在館人数
|
総数: 2,988名/4,741名
臨時工(高校生)採用:1400名(1〜7月)
24時間3版交代制(1版12時間労働) |
給与
|
正社員平均給与:1,000元
臨時工:500元
3食寮完備。 |
その他
|
QCサークルやコンテストを行い優秀者には金一封。
モチベーションを高めるには金。
目的意識を持たせる。 |
福利厚生
社員食堂の有無 |
有・無 直営・委託
70〜80名のコックを所有。但し日系企業も営業に暇が無い。
平均喫食単価:3.5元/昼:会社負担
1-2元/朝:個人負担 |
|
|
 |
|
 |
 |
 |
2002年6月7日見学
|
企業名
|
台達電子有限公司(DELTA社)
|
設立
|
1994年
|
年間稼働日数
敷地面積 |
246日
126,700平方メートル |
年間売上高
|
グループトータルで30億US$/02年 予定
5%がR&D費用 |
在館人数
|
総数:18,420名 内台湾人: 200名
70%が中学、20%が高校生。 |
給与
|
不明
|
当場所の選定理由
|
台湾企業が多く参入していたこと。HongKong経由の輸出。広州からも近い(1時間程度)
|
その他
|
PCでは世界シェアNo,1
クライアント:Intel、富士通、IBM、シャープ、ACER、
Apple等有名企業ばかり。 |
管理上最も苦労したこと
|
従業員クオリティ
台中政府関係は影響なし。 |
福利厚生
社員食堂の有無 |
有・無 直営・委託
委託先企業名:地元企業
平均喫食単価: 3−5元/昼 |
|
|
 |
|
 |
 |
 |
2002年6月7日見学
|
企業名
|
ELCOTEQ(フィンランド携帯機器メーカー)
|
設立
|
99年1月
|
株主構成
|
ELCOTEQ70%、広州工業開発企業30%
|
年間稼働日数
延床面積 |
246日
12,000平方メートル |
年間売上高
|
1800MEUR/01
|
在館人数
|
総数:1,000名
|
給与
|
正社員平均給与:1000元〜
|
当場所の選定理由
|
設立以前当場所はノキアが運営。ノキアが近隣に移動しノキアのOEMを当場所にてスタート。
|
その他
|
ISO9002取得。現在ノキアはじめエリクソン、モトローラ、Andrew社等、携帯系PC系クライアント多数。
社員は松下と同様に高校生多数起用。コンテスト等で報奨金制度あり。
|
福利厚生
社員食堂の有無 |
有・無 直営・委託
委託先企業名:地元企業
平均喫食単価: 5元/昼 |
|
|
 |
 |