初戦の組み合わせ相手が決まった前夜祭の段階から各チーム熱い意気込みを感じ、熱戦を予想させましたが、初戦当日は天候にもめぐまれ気持ちの良いスタートになりました。三栄会野球大会のレベルについては全く想像もつきませんでしたが、各チームのレベルが予想以上に高いのに圧倒され、また頼もしくも感じられました。 　9月16日の府中グランドでの準決勝、決勝戦は天候に恵まれ、４チームとも優勝に賭けて対戦しているだけに、気合の入った声が飛び交う試合で、いつもと雰囲気が異なり、見ている側も緊張するほどでした。決勝戦は去年優勝のエルイーテック対日本ユニシスの対戦となり、緊迫した試合となりました。試合は初回に4点を先取された日本ユニシスが後半エルイーテックに猛攻撃したものの、エルイーテックが前回王者の意地を見せ、何度かの満塁のピンチを凌ぎ、2年連続優勝を決めました。

試合後の閉会パーティーでは試合の時の真剣さと打って変わって皆さんの和やかな顔を見る事ができました。少し前まで敵と味方の対戦相手が、まるで一つのチームのように盛り上がり、様々な賞を受け取る皆さんのコメントはとてもユニークでした。また来年も入賞しよう、次回は上位 に勝ち進もうと、どのチームも決意を新たにされたことでしょう。 　来年、さらに強くなった三栄会野球チームを見るのを楽しみにしております。 エムオーツーリスト(株）　中野　由木