文化交流委員会主催“第5回 美術鑑賞会 葛飾北斎展”開催
地方測量之図 1848年横大々判錦絵
Gift of James A.Michener,1985 HAA19479 Photo:Tim Siegert
(c)Honolulu Academy of Arts 展示期間:前期(4/14-5/13)
東京三栄会文化交流委員会は5月10日(木)に、日本橋の三井記念美術館において、
「北斎展」鑑賞会を開催いたしました。
本会は第5回を数え、今回は葛飾北斎生誕250周年記念として、ホノルル美術館所蔵の特別展を鑑賞しました。
ホノルル美術館にはおよそ10,000点もの浮世絵コレクションがあり、そのクオリテイの高さには定評があります。本展は2010年に生誕250年を迎えた葛飾北斎の作品のみを厳選したもので、ホノルル美術館として館外で初めての北斎展になり、代表作の「富嶽三十六景」をはじめ、北斎のデビューから最晩年までを概観するものです。
実は本企画は昨年に予定されており、当会でも鑑賞会の準備をしていましたが、東日本大震災のため1年延期となり、満を持しての開催となりました。
参加者は17社35名と大盛況でレクチャールームは満員となりました。
堀内委員長の挨拶のあと、樋口学芸員から約30分、テーマ毎、年代ごとのポイントのレクチャーを受けた後、貸し切の会場でゆっくりと鑑賞いたしました。
参加者は常連の方も多く、今回の展示作品の素晴らしさに、多くの参加者が感激していました。
また、今回は、美術館の好意で、ショップも開けていただき、参加者は鑑賞後に図録や絵葉書などを購入していました。
東京三栄会文化交流委員会では、今後も美術鑑賞会を企画いたしますので、皆様お楽しみに。
(文化交流委員長 三井物産ビジネスパートナーズ梶^堀内 昇)