2011年 新入社員研修開催 〜16社 61名が参加〜
今年の東京三栄会研修委員会主催「新入社員研修」は、4月6日、7日の2日間、逗子の湘南国際村センターで開催しました。東日本大震災の影響で電車遅延も懸念されましたが、全員が集合時間に遅れることもなく、定刻に開始されました。
本研修は社会人、企業人としてのマナーの基礎、常識の習得、学生からの意識の切り替えのほか、三栄会各社の新入社員の交流も大きな目的としており、16社から61名が参加しました。講師は嶋田寿孝氏と宮崎有備氏両ベテラン講師に担当頂きました。
三栄会紹介DVDから始まり、吉岡直道東京三栄会研修委員長の開講挨拶と社会人としての心構えの講話を頂き、オリエンテーションの後2班に分かれ研修に入りました。
初日はグループ分けと自己紹介の後、「本研修のガイドライン」をグループで討議、独自に作成してスタートしました。その後、「学生と社会人との違い」をグループ討議、代表者が発表、質疑応答、講師コメントと続きました。研修開始時は緊張気味だった受講者も、グループワークを重ねる中で次第にお互いが打ち解けて、活発な発言が出始め、交流が進んでいる様子が伺われました。続いて、「企業組織と企業人」について講義があり、「マナーの定義」に関して、グループワーク、発表を行いました。
初日の研修終了後、夕食を兼ねた立食懇親会が鈴木英晴共通世話人の挨拶、乾杯の音頭で、お二人の講師を交えて、和やかな雰囲気の中で、交流が図られました。
2日目は研修センター前の集合写真撮影から始まり、前日に続いて2班に分かれ、「職場のエチケット」「正しい言葉づかい」についてテキストを参照しながら、講義を受け、講師より与えられた課題達成実習をグループで実施、各グループが発表、積極的に手を上げて、質問する場面も多くありました。
「電話応対」「マナーのこつ」「挨拶」「名刺交換」などをグループ毎に各自初めは戸惑いながらも積極的に且つ新入社員らしい素直さでロールプレーを実施し、吸収していました。また、全員が講義時間や講師が教える大切なことを積極的にメモを取っていました。
参加者は2日間の研修を通して、社会人としてのマナーや意識付けなどを多く学び、会社に戻ってからは実践で生かしてくれるものと信じております。それと共に、多くの他社の新人に出会え、三栄会の研修目的の一つである、グループ間の横の連携という大きな収穫を得て、今後、更に交流を深めていっていただければ嬉しく思います。
(研修委員/物産不動産 岩崎正照、三井物産メタルズ 小山秀樹)