第5回森林フェスタ 5月29日開催
〜参加者に聴くその楽しさ〜
息子二人と三栄会主催の「森林フェスタ」に参加しました。
曇り空で肌寒い天気の中、東京駅からバスは出発しました。
車中では、これから行く千葉県亀山山林のお話や参加者自己紹介があり、気さくな雰囲気の中、お隣の4人家族と仲良くなって、楽しくなりそうな予感がしました。
2時間で現地に到着、4班が2班ずつに分かれ自然観察と間伐を体験しました。
自然観察では、清澄山系ならではの特徴ある植物が多く自生し、開花期間が短い珍しいランから温かい気候では根付かないモミの木まで、森林インストラクターのクイズを交えた説明と共に楽しく観察しました。
踏み分けてゆく山道には、ネズミの通った跡やリスの気配もありました。
途中で初めて見るヒルに子供ともども驚きましたが、対策も万全に指導して頂いていたので、怖いというより興味深く観察しました。
いよいよ、間伐です。真っ直ぐで太い木を生育する為、曲がった木や混んでいる場所にある木を間伐するのはとても大切な作業とのことで、私たちのグループでも曲がったヒノキを1本選び、小さな子から順番にのこぎりで切って行きました。
過保護にも、指でも切ったら大変と普段息子には持たせないのこぎりですが、初めてののこぎりの感触に息子たちも含め、子供たちはかなり楽しかったらしく、各自 お土産の丸太を切る作業は最後まで長蛇の列でした。
切ったヒノキは瑞々しい香りです。年輪の中央は脂がのって茶色っぽいのですが、30本目(30年目)くらいから脂が少なくなり白い木肌でした。香りはかなり長く続く様で、これから毎日ヒノキ風呂です。
そして、最後の楽しみ、バーベキューです。
体験が終わった後のビールは格別でスタッフお手製の豚汁も美味しくて、びっくりするくらい沢山の材料を炭でじっくり焼きながら頂きました。
夕方から雨でしたが、雨に濡れた木々は格別目に鮮やかで、参加者やスタッフ方々とは、今日初めてあったとは思えない程話が弾み、1日が終わるのがとても残念に思われました。
お土産にヒノキのまな板を頂いて大満足、すっかり疲れて帰りのバスで眠ってしまった下の息子が、東京駅でバスを降りる時“本当に楽しかった。また絶対来たーい”と言った一言はそのまま私の感想となりました。
(第5回森林フェスタ参加者:日本ユニシス梶@藤原今日子氏レポート)