
東京三栄会第31期第3回幹事会が新趣向で開催される
2月16日に三井物産(株)本店12階のA会議室で東京三栄会第31期第3回幹事会が開催されました。
当日は、香川会長始め東京三栄会の幹部の方々、各部会の世話人、各委員会の委員長、特別部会、事務局の方々など、23名が参加されました。
香川会長からは、「部会活動の報告と併せて、景気が厳しい中、会員各社の業界動向など簡単にご報告いただけるとありがたい。」との冒頭の挨拶があり、続いて、豊島共通世話人からは、
- 幹部会を毎月開催している
- 寺島実郎氏の講演会チケットのプレゼント
- 会員会社数の報告、110社(4月7日現在109社)
- 地方三栄会の活動報告
引き続き、各部会からは、部会の活動、業界の動向などの説明がありましたので、一部を紹介いたします。
現在の経済や景気の状況が現場から報告され、幹事の皆さんも厳しい状況について認識を新たにされた様子でした。
- 物流部会からは、各社の若手交流を目的としたゲーム大会を企画していることなど。
- エネルギー部会からは、昨年実施のエネルギー経済研究所の方の講演会(テーマ:原油価格とエネルギー情勢)が好評だったため、今年も実施すべく準備中であること。
- 金属資源部会からは、他部会の活動に出席し、情報収集を行っている。
- 化学品部会からは、例年新入社員向け研修を秋ごろ実施しており、今年も日程を調整している。昨年は三井化学の工場見学を実施した。
プラスチック業界は経済の動向を広く浅く見渡せるポジションにある。新エネルギー、ハイブリッド、水処理など1企業の素材力では無理があり、まとめることが必要。総合商社への期待が高まっていること。 - 生活産業/食料・リテール部会からは、食料、食品は、価格が20年前と同水準か一部下落している。日本は、食品価格と品質とがアンバランス。(高品質、低価格)
従来コーンスターチは、工業用、食品用と幅広く使用されていたが、時代の変化により需要が先細りになってきている。
一方、各委員会からは、
- 研修委員会−三栄会主催の研修について更なる参加の要請について。
- 文化交流委員会−森林フェスタに新人研修の一環として参加している企業があること。
このような活用法もある。盲導犬キャンペーンの協力に対して御礼。 - 広報委員会−サンエイニュースのWeb化実施などによる経費節減実施について報告。
- 監査役特別部会−月に一度、監査活動にあわせた講演などの活動を実施していること。
旬の話題を取り上げており、新監査役の悩み、質問など先輩監査役との直接対話が成果をあげている。
最後に香川会長から「本日の幹事会では、各委員から業界動向など最新の状況を大変興味深く聴かせていただいた。今後もこのような形を継続できればと考えている。大変参考になった。」との挨拶が行われ、幹事会は終了いたしました。
その後、席を三井物産別館東京會舘に移し懇親会が開催されました。
懇親会には、三井物産事業管理部長も参加され、活発に情報交換が行われました。


三栄会には、さまざまな業種の企業が加盟しており、各社厳しい経済環境をばねに創意工夫をしながら前進しています。
ぜひ、みなさんも三栄会という企業集団を、「情報収集の場」として、「人的交流の場」としてまた、「商売の場」として活用してみてはいかがでしょうか。きっとグループ全体がさらに盛り上がっていくことと思います。
第31期重点活動テーマ
「いい仲間、いい仕事、三栄会!」
(広報委員/三井物産フィナンシャルサービス:石河 英雄)